ではでは、前回の続き、コラボレーションディナーご報告その②です。
あらためて当日のメニューのご紹介から。(料理画像はご報告①をどうぞ)
【冷前菜盛り合わせ】
・白カブのパンナコッタと干し貝柱のコンソメジュレ・生ウニ
・秋刀魚の酸麻ソース
・板豆腐のパスタ仕立て
・吉田牧場のリコッタチーズと胡麻油のムース
・蒸し鶏のサルサヴェルデ
<クレマチス ロゼ 2012/四恩醸造>
【温菜】
・新烏賊の炒め スペッツレ仕立て
<ロエロ アルネイス 2012/ブルーノ ジャコーザ>
【パスタ】
・上海蟹のタリアテッレ カルボナーラ風
<キュヴェ リゼルヴァ ヴェッキオサンペーリ メトド クラッシコ
2009/テルツァヴィーア>
【スープ】
・イタリア産フレッシュポルチーニ茸とフカヒレ・鮑のスープ
<フィアーノ ディ アヴェッリーノ 2011/ロッカ デル プリンチペ>
【点心】
・チンタセネーゼのラルドをのせたゴルゴンゾーラと大根餅のオーヴン焼き
<バローロ 2002/マンツォーネ ジョヴァンニ>
【メイン】
・紅腐乳に漬け込んだ黒毛和牛モモ肉のタリアータ
・さやいんげんのアンチョビ炒め
<バローロ 2007/カノーニカ>
【ドルチェ】
・チャイニーズスパイスとチョコレートのテリーヌ
<バローロ キナート/カッペッラーノ>
中国茶
日本酒や紹興酒も候補に挙がったんですが・・・
試食試飲を繰り返した結果、今回はワインのみのチョイスになりました。
山梨・四恩さんのクレマチス(大好きなんです)からユルく始まり、烏賊と野菜の炒め&松の実に思い切ってアルネイス。上海蟹に紹興酒を合わせる感覚でヴェッキオサンペーリの泡。前日抜栓して落ち着かせたフィアーノディアヴェッリーノをポルチーニ・フカヒレ・アワビのスープに(加藤氏セレクト)。ここからはバローロ推しです。大根餅+ゴルゴンゾーラ+ラルドにこなれた02のマンツォーネ。発酵調味料・紅腐乳に3日間漬け込んだ熟成牛モモのタリアータにもあえて滋味深いカノーニカの07。五香粉を使ったチョコレートのテリーヌにカッペッラーノのキナート。
ひとつのコースの中、限られた品数ではありますが、自分たちなりの、料理とワインの色々な味わい方・楽しみ方のご提案を、目一杯詰め込んだつもりです。
いや~それにしても両シェフがつくる料理に合わせるワインを考える作業、楽しかったです。
つくづく「食べる・飲む」ということは、「体験」であり、それはどんな文章を読んだり写真を見たりするよりも圧倒的な説得力をもつものなんだという、当たり前のことに改めて気付かされました。
頭でっかちになってはイカン、まずは自分で体験して、納得してからものを言えと。
ではここからは、当日までの準備風景で~す。
上海蟹。生きたまま紐で縛られて籠に入って届きます。ザ・中国って感じでテンション上がります。
ワンタンを包む方々。これがブラッシュアップされて今回のスープになりました。
上海蟹のカルボナーラ試作中の長島シェフ。この時は「キタッラ」というパスタでした。
味見しながらお互いの意見を交換する両シェフ。怖いくらい真剣です。というか怖いです。
真剣なシェフ達に混ざって、考えてる風のレオーニ美舩くん。あくまで風なだけです。
そして開宴直前。
と、こんな感じでした。
どんな形になるかわかりませんが、もっと皆様に楽しんでいただける準備ができたときに、必ずまた第2回はすのみ✖レオーニのイベント、開催したいと思います!
はすのみ・レオーニ共々、今後ともどうぞよろしくお願いいたします‼
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